
海外からのお客さんの作品依頼は、基本的にメールでのやり取りのみで取引を行います。
作品制作、代金が送金される、作品を送るなど、作品にもよりますが、約一ヶ月から二ヶ月間に渡り、その間お互いに些細な事まで連絡し合い、メールを重ねてリレーションシップを高めるようにします。
当然のことながら英語を使いますので、僕にとってはちょっとした文章を書くにも億劫なのですが、出来るだけメールの返事はすぐに返すとか、事務的なメールを送る時でも、一言だけでもいいので近況などを書いて送るようにしています。
すると、面白い事にメールを重ねるごとにお互い文体もフランクな表現へと変化して、徐々に信頼関係が築けていきます。
時には写真交換なんかもしたりして(笑)。
海外ということもあって、やはり僕も依頼主さんも、多少は不安がある訳ですが、お互いこの取引を無事に成立させたいという思いの元、そこのところを”相手を思う気遣い”で、解消していけるのだと思います。
その気遣いの一つとして、些細なことでもメールし合うという行為になるのでしょうか。これはどちらかが、そうしようと提案するわけでもなく、なりゆきで自然とそうなっていきます。
もし、どちらかが相手のことを信用していない、又は自分を信用してもらう為の努力を怠るなど、そういったスタンスならば、取引はうまくいかない可能性は当然あります。
そして最大の信用を獲得するには、自分が納得できない作品は、決して依頼主さんに渡してはならないということです。あたりまえと言えばあたりまえなのですが、以外とこの判断が難しい。自分の作品に対して客観的でないと判断を誤りますので。
まだまだ、作品の出来不出来に差のある僕にとって、オーダーの作品作りはそりゃもう、本当にプレッシャーです。
納得できる作品が出来ない時は、描き損じを数枚作ることも普通にありますので、採算度外視です(笑)。更に、ここ最近の円高もあって、それに拍車をかける!
でも、それでも十分幸せ。
上の写真は小切手と共に送られて来たチョコレート。