ニューヨーク生活・・・・・・筆を置く。
Tuesday, May 5th, 2009先日、アメリカのペンシルベニアからメールが届きました。
送り主は、5年前にニューヨークで僕の絵を買って下さった方からでした。
彼女とは当時何度かメールのやりとりをした経緯もあり、僕も彼女のことは覚えていました。
懐かしさと嬉しさで、すぐに返事を出しますと、再び彼女から返事が届き、僕が日本でアーティストとして活動していることに、とても喜んでくれていました。また、近年の作品については、賛辞のお言葉を賜りました。(ありがたいが、まだまだです。)
彼女はすご腕のビジネスウーマンで、複数の銀行の重役というポストに就いていましたが、この世界的大不況のあおりを受けて、彼女ほどの有能な人でも去年の末頃に失業されたようです。
それでもご主人様と2人のお子様たちとで、精神的に充実した日々を送られているようで、安心しました。
人は誰でも人生の中で、大なり小なり不運なことが起こります。それをポジティブに受け止め、感謝の気持ちを持って、日々の生活を楽しんでいる彼女に感心しました。
実は今年に入り、ニューヨークの友人に預けてあった僕の荷物を全て日本に送ってもらい、さらにニューヨークで作った銀行口座も解約して、完全にニューヨークから引き上げてしまった感じの僕でありまです。
そのせいか、以前に比べてニューヨークと日本の距離がずっと広がってしまったような、ちょっぴり寂しい気持ちになっていたのです。(本人がそう仕向けておきながら。)
そんな折、ペンシルベニアから一通のメールが届き、僕は思い出したのです。
そう!僕の作品は、まだまだ沢山のアメリカの家庭に飾られてあり、アメリカという大地にしっかりと僕の分身達が存在しているのだということを。
物を作る(創る)人間は、なんて幸せなんだろう!
前置きが長くなりましたが、このニューヨーク生活、1999年秋から2004年秋まで、僕が過ごしたニューヨーク生活を書いてきましたが、最近なかなか更新ができてない。実のところ、筆が進まないのです。
もともとNYでの生活を、細かいところまで自分が忘れないために、記録のようなつもりで書いていました。
まだまだ書きたいこと、書きたいけど公にできないこと?、色々とあるのですが、どうも気持ちがそっちに向きません。
思い起こせば、今年になって自分の中で大きな変化がきたような。
何年か周期で来るのです。これはなんだろうと。
そのせいなのか、今年になって人と会う機会が激増している。それも初対面の方がが大半。
とにかく外へ外へという気持ちが強い。その原因の一つとして、どこかこれまでの仕事のスタイルがマンネリ化してきたんじゃないかと思うふしがある。
もう一人の自分がまだまだやりきっていないじゃないか、力持て余しているじゃないか、って囁いている。
そう、昔ニューヨークのストリートで感じたようなドキドキ感を、また味わいたいと思っているのである。
何でもいいから新しいことに挑戦したい! とね。
そういう思いも関係してか、ニューヨークに残してあったものを整理したのかもしれません。
という訳で、ひとまず僕のニューヨーク生活のお話、一旦終わりとします。
またいつか書きたくなる時がくるまで、ニューヨークのことはひとまず自分の中のトランクにしまい込むことにしました。
どのくらいの方が見て下さっていたのか、そして待ちわびていてくれたのか、よくわかっていないのですが、とりあえずもし、そんな律儀な方がおられては、大変申し訳なく感じている次第でありまして、けじめとしてここに宣言します!
ところでブログはこれまでどおり、できるだけ更新したいと思っていますので、見て下さいね。
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